lily cup
リサの独り言★ ~がむしゃら かつ ゆるゆると過ごす日々の出来事~
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
風が強く吹いている★
きゃーーーーー★久々にめちゃめちゃ熱い本を読みました♪
三浦しをんさんの本です!前に一回だけ薦められて読んだのですが、それはあんまり好みでなくて。この本は気になりつつも様子を見てたのですが、薦められて読んだら大正解♪薦めてくださってありがとうございました★
舞台は箱根駅伝です!!
入り込むまで時間が多少かかりましたが、入ったらもう止まらない!!!私まで走りたくなってうずうずしちゃいました!!
みんながみんなそれぞれのカタチで頑張る1年間。ハイジの最初で最後の挑戦!!!!
ものすごーーーーーーく羨ましくなっちゃいました♪
この生活すんごい苦しいだろうけど、やり遂げた達成感は言葉で表せないと思う。頂点を見てみたい!!と思わされました。
私は箱根駅伝は走ること出来ないけど、走ること自体はまたやってみたいかな★またっていうほど走ってないってツッコミはなしですよ!
前に1回フルマラソン走ったとき、最初の5キロくらいでもうやめたい、やめるなら今だって思った。でも10キロ過ぎて、頭はカラッポで音楽に合わせてただ足を動かすだけで体が前に前に進んでいく感じがたまらなく気持ちよかった。
まぁ終わった後は地獄でしたけど(笑)でもそんな体の痛みはころっと忘れて楽しかった思い出だけ残ってるんだから現金な記憶力です★
そんな過去を思い出しながら、この本を読んでしまったので・・・走りたくてしょうがない!!!誰か一緒に走りましょう(笑)
なんて、気づいたら私の話にすりかわりましたが。
走ることが好きな人、スポーツ全般好きな人、青春が大好きな人、本が大好きな人、アツイことが好きな人たちにぜひぜひ読んでいただきたい本です★
「うつくしいな」
清瀬はつぶやいた。魔物に魅入られたように陶然とする清瀬の横顔に、王子はちらりと視線を向ける。
「こんな走りを見せられたら、いやになりますよ」
王子はやるせなく笑った。「なんだかむなしい」
その気持ちは、清瀬にもよくわかった。完全なる美と力をまえにして、できることは無に等しい。それを思い知らされるのはつらい。つらいけれど、見つめ、求めずにはいられない。むなしいと言い表すほかにない葛藤が、たしかに心に生じる。
「努力ですべてがなんとなると思うのは、傲慢だということだな」
王子をなだめ、励ますように清瀬は言った。自分自身に言いきかせる言葉でもあった。
「陸上はそれほど甘くない。だが、目指すべき場所はひとつじゃないさ」
物理的に同じ道を走っても、たどりつく場所はそれぞれちがう。どこかにある自分のためのゴール地点を探して走る。考え、迷い、まちがえてはやり直す。
もしも答えが、到達するところが、ひとつだったなら。長距離に、これほどまでに魅惑されはしなかっただろう。走の走りを見てむなしいと感じ、それでもまだ走りたいと願うことなど、到底できないだろう。
完璧な走りを体現する走も。それを見て静かな喜びと闘志を瞳に湛える清瀬も。二人のレベルにはとても追いつけずとも、最後まで走り通した王子も。長距離の世界において、だれもが等価で、平等な地平に立っている。
三浦しをんさんの本です!前に一回だけ薦められて読んだのですが、それはあんまり好みでなくて。この本は気になりつつも様子を見てたのですが、薦められて読んだら大正解♪薦めてくださってありがとうございました★
舞台は箱根駅伝です!!
入り込むまで時間が多少かかりましたが、入ったらもう止まらない!!!私まで走りたくなってうずうずしちゃいました!!
みんながみんなそれぞれのカタチで頑張る1年間。ハイジの最初で最後の挑戦!!!!
ものすごーーーーーーく羨ましくなっちゃいました♪
この生活すんごい苦しいだろうけど、やり遂げた達成感は言葉で表せないと思う。頂点を見てみたい!!と思わされました。
私は箱根駅伝は走ること出来ないけど、走ること自体はまたやってみたいかな★またっていうほど走ってないってツッコミはなしですよ!
前に1回フルマラソン走ったとき、最初の5キロくらいでもうやめたい、やめるなら今だって思った。でも10キロ過ぎて、頭はカラッポで音楽に合わせてただ足を動かすだけで体が前に前に進んでいく感じがたまらなく気持ちよかった。
まぁ終わった後は地獄でしたけど(笑)でもそんな体の痛みはころっと忘れて楽しかった思い出だけ残ってるんだから現金な記憶力です★
そんな過去を思い出しながら、この本を読んでしまったので・・・走りたくてしょうがない!!!誰か一緒に走りましょう(笑)
なんて、気づいたら私の話にすりかわりましたが。
走ることが好きな人、スポーツ全般好きな人、青春が大好きな人、本が大好きな人、アツイことが好きな人たちにぜひぜひ読んでいただきたい本です★
「うつくしいな」
清瀬はつぶやいた。魔物に魅入られたように陶然とする清瀬の横顔に、王子はちらりと視線を向ける。
「こんな走りを見せられたら、いやになりますよ」
王子はやるせなく笑った。「なんだかむなしい」
その気持ちは、清瀬にもよくわかった。完全なる美と力をまえにして、できることは無に等しい。それを思い知らされるのはつらい。つらいけれど、見つめ、求めずにはいられない。むなしいと言い表すほかにない葛藤が、たしかに心に生じる。
「努力ですべてがなんとなると思うのは、傲慢だということだな」
王子をなだめ、励ますように清瀬は言った。自分自身に言いきかせる言葉でもあった。
「陸上はそれほど甘くない。だが、目指すべき場所はひとつじゃないさ」
物理的に同じ道を走っても、たどりつく場所はそれぞれちがう。どこかにある自分のためのゴール地点を探して走る。考え、迷い、まちがえてはやり直す。
もしも答えが、到達するところが、ひとつだったなら。長距離に、これほどまでに魅惑されはしなかっただろう。走の走りを見てむなしいと感じ、それでもまだ走りたいと願うことなど、到底できないだろう。
完璧な走りを体現する走も。それを見て静かな喜びと闘志を瞳に湛える清瀬も。二人のレベルにはとても追いつけずとも、最後まで走り通した王子も。長距離の世界において、だれもが等価で、平等な地平に立っている。
PR
Submit Comment
HN:
リサ
HP:
性別:
非公開
趣味:
トランポリン・囲碁・スキー・読書・陶芸
自己紹介:
自由気ままに生きてます★かなりの負けず嫌いで、好きなことはとことんやるタイプです♪
自己顕示欲が強く、何かを作るのが大好き!
自己顕示欲が強く、何かを作るのが大好き!